<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<rss version="0.91">
  <channel>
    <title>さめの読書部屋</title>
    <description>ざっくりした読書の記録．まとまった記録や思惟は別のブログで．</description>
    <link>https://samenoread.blog.shinobi.jp/</link>
    <language>ja</language>
    <copyright>Copyright (C) NINJATOOLS ALL RIGHTS RESERVED.</copyright>

    <item>
      <title>読書記録3『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』</title>
      <description>石角完爾『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』を読んだ感想です．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最後まで読むのがとても辛い一冊．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テーマや取り扱う題材は面白いです．テーマと全体の構想は面白い，それ以外は壊滅的．文章がとても気持ちが悪い．高級食材で排泄物以下の料理を作っているかのようなものです．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
特に気になる点は，&lt;strong&gt;著者の「日本をこき下ろしたい気持ち」が隠しきれていない&lt;/strong&gt;ことでしょう．著者の日本文化への理解が壊滅的です．そして壊滅的な日本文化への理解をもとに批判をするという全く意味の分からない行為が繰り返されています．例を挙げますと，「地獄の沙汰も金次第」という言葉から「日本人は金で神を買収できると考えている！」と顔真っ赤にしていたり（地獄への審判や地獄の管理を神がせっせとやっていると著者は思っているのでしょうか？），神社でのお参りを神頼みをするだけの行為とみなしていたり（成功している人ほど神へ感謝をするのですが著者はご存じないようです），一事が万事この調子です．&lt;span style=&quot;text-decoration: line-through; color: #808080;&quot;&gt;本当に元日本人なのかこの人！？&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
また説話の中で幸せを享受する人物が明らかな悪行をしているのですが，そこに触れないのは何故でしょうか．「ウィズダムを売る老婆」の話では窃盗が行われていますし，「ソロモン王のウィズダム」では火事場泥棒的な行為が正当化されています．議論をするのがユダヤ人と言いながら，議論を促すような構成にはなっていませんし，だれかと議論したか怪しい解説しかないと感じました．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
細かいことを言うならウィズダムの説明も解釈可能な言葉を使いながら，解釈可能な言葉を使ったものはウィズダムでは無い！と記されているのも気味が悪い．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
くり返しますが扱うテーマは面白いです．作品全体で言いたいことも理解できます．しかし，それだけです．全体を構成するパーツがとにかく酷い出来でした．Amazonの評価が4.2で驚いています．最近東大・京大の生協で売れているという『暇と退屈の倫理学』も高評価を得ながらも，似た欠点を持っていたと思います．テーマが面白く，全体を通し主張したいことも理解できるが，部分部分がおかしな著作．&lt;br /&gt;
最近はこういった本が人気なんですね．&lt;br /&gt;
アホくさ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それじゃあ最後に，それっぽい言葉を引用して終わりましょう．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;

&lt;blockquote&gt;
&lt;div&gt;『すごいこと』より『すごい空気』が幅を利かせ&lt;br /&gt;
『楽しい』より『楽しそう』がぶいぶい言わせる&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;天才よりも天才のフリがうまい奴が評価される世の中だ&lt;br /&gt;
時代が求めているのだよ　合成着色料を。&lt;br /&gt;
　ーーー漫画『めだかボックス』より鶴喰梟のセリフ&lt;/div&gt;
&lt;/blockquote&gt;</description> 
      <link>https://samenoread.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A8%98%E9%8C%B2/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A8%98%E9%8C%B23%E3%80%8E%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%88%90%E5%8A%9F%E5%93%B2%E5%AD%A6%E3%80%8C%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%8D%E9%87%91%E8%A8%80%E9%9B%86%E3%80%8F</link> 
    </item>
    <item>
      <title>読書記録2 『LIMITLESS[拡張版] 超・超加速学習―人生を変える「学び方」の授業』を読んだ感想</title>
      <description>私がこの本へ抱いた感想は次の一言です．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;span style=&quot;color: #000080; font-size: large;&quot;&gt;どこかで見たことがある勉強法の詰め合わせセット&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
謎な前置きや体験談も長々と書かれていますが，内容の骨格部分は，どこかで見たことがある，そして，科学的な裏付けがあるにはある（信用できる研究結果であるかについてはノーコメント），そのような勉強方法が列挙されていました．&lt;br /&gt;
前置きや体験談は&amp;hellip;&amp;hellip;私には分かりません．前置きは必要な場合もありますが，本書の場合，明快さを欠く結果に繋がっているため，ページ稼ぎにも見えます．&lt;br /&gt;
個人的な印象は，「学び方」のつぎはぎ．前置きや体験談は糸．パッチワークにすぎない．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最後に，本書をオススメする人とオススメしない人について．&lt;br /&gt;
勉強法に関する本を複数読んだことがある人には不要な一冊です．&lt;br /&gt;
本書をオススメできる人は，勉強法に関心があり，勉強法に関する本を1冊も読んだことがなく，長々とした前置きに耐えられる人です．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
以上．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://samenoread.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A8%98%E9%8C%B2/%E3%80%8Elimitless-%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E7%89%88-%20%E8%B6%85%E3%83%BB%E8%B6%85%E5%8A%A0%E9%80%9F%E5%AD%A6%E7%BF%92%E2%80%95%E4%BA%BA%E7%94%9F</link> 
    </item>
    <item>
      <title>読書記録1 やまもとりゅうけん『（略）ズルい努力』</title>
      <description>正式なタイトルが長いため省略しました．&lt;br /&gt;
正確には&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
やまもとりゅうけん（2022）『「社会人1年目クビ」からたった5年で「セミリタイア」を果たした僕のやっている&lt;strong&gt;ズルい努力&lt;/strong&gt;』SBクリエイティブ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
です．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
本書は帰省中に買いました．壊れかけのスマホ以外には『純粋理性批判』しか持って帰っていなかったもので，まとまった量の文章が欲しかったんですよね．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
本書の内容は自己啓発本と言って問題ないでしょう．&lt;br /&gt;
この種の本には，研究結果や膨大なインタビューを詰め込んだタイプ（アメリカでよく見る形式）&lt;br /&gt;
と，著者の価値観を述べているタイプがあります．もちろん，その中間もありますが．&lt;br /&gt;
本書は，後者の，著者の価値観を述べているタイプとなります．&lt;br /&gt;
全体を通して著者のものの見方，後半は著者の処世術を交えた内容となっています．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ひろゆき氏の本でかなり似た形式の本を見た気がします．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最後に，印象に残ったところだけまとめておきます．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
クラシックな業界（伝統的な業界）への捉え方は興味深かったです（本文中ではもう少し過激な言葉が使われていますが，本記事では割愛します）．確かに，裾野を広げないと滅びる分野にもかかわらず，新規を増やすための発信をしない業界はありますよね．これを衰退するだけの業界と見ずに，ビジネスチャンスと捉えるのは面白いと思います．&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記録終了．</description> 
      <link>https://samenoread.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A8%98%E9%8C%B2/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E8%A8%98%E9%8C%B21%20%E3%82%84%E3%81%BE%E3%82%82%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%91%E3%82%93%E3%80%8E%E3%80%8F</link> 
    </item>

  </channel>
</rss>